だれでも簡単!累進配当銘柄の探し方ガイド

累進配当
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累進配当株

累進配当株とは、長期にわたり配当を減配せず配当を維持、または増配をしている企業のこと指します。日本市場において以前は累進配当を宣言する企業は片手で数えるほどしかありませんでした。しかし、ここ数年東証やアクティビストからの圧力もあり株主還元と資本コストを意識した経営へと舵を切り累進配当を導入する企業は増加傾向となっています。

累進配当株へ投資するメリット

安定した収入源: 累進配当株は、企業が毎年配当を増加させることを目指しているため、投資家にとって安定した収入源となります。特に、退職後の生活費や副収入として利用する場合に有益です。

インフレ対策: 配当が年々増加することで、インフレの影響を緩和する効果があります。物価が上昇しても、増加する配当収入によって購買力を維持することができます。

株価の安定性: 配当を増やし続ける企業は通常、財務が健全で安定しているため、株価も比較的安定しています。市場の変動に対しても耐性があるとされています。

長期的なリターン: 配当の再投資を行うことで、複利の効果を享受できます。長期間にわたって保有することで、元本の増加と配当収入の両方から利益を得ることができます。

投資リスクの低減: 定期的に増配を行う企業は、経営の安定性や収益力が高い傾向にあるため、投資リスクが低減します。特に、分散投資の一環としてポートフォリオに組み込むことで、全体のリスクを下げることができます。

積極的な株主還元姿勢:累進配当を導入するということは株主に対して積極的に還元する姿勢の表れでもあります。株主軽視の対応をしない企業であれば株主として安心して長期投資できるといえます。

バリュー株投資、中長期投資、インカムゲイン投資にはうってつけの投資先となるのが累進配当株になります。では累進配当株はどうやって見つければいいのか?

累進配当株の探し方ガイド

累進配当株はメリットが多いことが分かりましたが、累進配当株をどうやって探せばいいのか悩む方もいるかと思います。ここではだれでも簡単に探せる方法をご紹介します。

日経累進高配当指数選定銘柄から探す

2023年6月より日本経済新聞社が日経累進高配当指数を公表しています。この指数には実績ベースで10年以上減配せず配当を維持または増配している30銘柄が選定されており、毎年6月末に構成銘柄の入れ替えが行われます。実績のある大企業が多いので安心感はありますが中には配当性向が100%を超える銘柄もあるので業績も確認すべきです。

§「日経累進高配当株指数」(愛称:しっかりインカム)の主な特徴
- 国内証券取引所の全上場銘柄が対象
- 実績ベースで減配せず増配か配当維持(累進配当)を10年以上続ける銘柄のうち、日経の予想配当に基づく配当利回りが高い順に30銘柄で構成
- 年1回定期見直しを実施、6月末に入れ替え
- 時価総額ウエート方式で算出(日次終値ベースで算出)、各銘柄のウエート上限は7%
- 2010年6月末を基点(10,000)として遡及算出

「日経連続増配株指数」「日経累進高配当株指数」の公表開始について | 株式会社 日本経済新聞社のプレスリリース (prtimes.jp)

§ 「日経累進高配当株指数」構成銘柄一覧

証券コード銘柄名累進配当回数(単位:年)
4502武田薬品工業41
8593三菱HCキャピタル31
4008住友精化27
5938LIXIL25
5302日本カーボン19
1951エクシオグループ18
8418山口フィナンシャルグループ16
8354ふくおかフィナンシャルグループ15
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ15
7433伯東14
8725MS&ADインシュアランスグループホールディングス14
4042東ソー14
8309三井住友トラスト・ホールディングス14
4208UBE14
8584ジャックス14
8316三井住友フィナンシャルグループ14
5857アサヒホールディングス13
6486イーグル工業13
8595ジャフコ グループ12
4041日本曹達12
9733ナガセ12
1941中電工12
5020ENEOSホールディングス12
8411みずほフィナンシャルグループ12
3738ティーガイア12
8341七十七銀行12
3244サムティ12
1719安藤・間11
8473SBIホールディングス11
8630SOMPOホールディングス10
「日経連続増配株指数」「日経累進高配当株指数」の公表開始について | 株式会社 日本経済新聞社のプレスリリース (prtimes.jp)

有報キャッチャーサイトの検索で探す

多くの個人投資家が重宝している有報キャッチャーのサイトから検索機能を使用して探すこともできます。サイト内の全文検索のフォームに『累進配当の導入』と入力し全文検索ボタンを押します。

すると適時開示等の資料内の文章に『累進配当の導入』の記載のある資料が表示されます。また検索した内容は検索文字列の前後数十文字が抜粋されハイライト表示されます。

検索文字列を『累進配当』ではなく『累進配当の導入』としているのは、中計の目標として累進配当を目指すといった表記や安定的な配当のことを暗に累進配当と表記している場合があるため、はっきりと累進配当の導入を宣言している企業を抽出するためにしています。

過去の銘柄をこの方法ですべて抽出するのは大変ですが、新規に累進配当を導入した銘柄の検索には有用な方法として使えます。ただし期間限定での累進配当(○○年まで累進配当)の表記もあるため検索文字列前後の文章を確認する必要があります。

当サイトの累進配当リストを活用する

当サイトでは累進高配当指数選定銘柄や開示資料に累進配当の導入が明記されている銘柄をリストアップしています。すべて網羅できてはいませんがご参考にしてください。

実績のある有名累進配当株を例として紹介していきます。事業内容や代表的な商品を確認してどういったところに累進配当を可能にしている事業優位性があるのかを考えてみるのも面白いと思います。

代表的な累進配当株

①花王

事業内容

花王株式会社は、1887年に創業された日本を代表する日用品メーカーで、化粧品、ヘルスケア製品、ファブリック&ホームケア製品、化学製品の製造および販売を行っています。花王の事業は主に以下の4つのセグメントに分かれています:

  1. 化粧品事業:スキンケア、ヘアケア、メイクアップなどの化粧品を提供。主要ブランドには「ソフィーナ」、「エスト」、「カネボウ」などがあります。
  2. ヘルスケア事業:オーラルケア製品やサニタリー用品、健康食品などを含む。代表的なブランドには「クリアクリーン」、「メリーズ」などがあります。
  3. ファブリック&ホームケア事業:洗濯用洗剤や台所用洗剤、住居用洗剤などを提供。主要ブランドには「アタック」、「キュキュット」、「クイックル」などがあります。
  4. 化学製品事業:化粧品原料や洗剤原料、工業用化学製品を製造・販売。このセグメントは、他の企業へのB2B取引が中心です。

代表的な製品

花王は幅広い製品ラインナップを誇り、以下のような代表的な製品があります:

  1. アタック:衣類用洗剤。高い洗浄力と環境への配慮が特徴です。
  2. メリット:シャンプー・コンディショナー。頭皮ケアを重視した製品です。
  3. ビオレ:スキンケア製品。フェイスウォッシュやボディウォッシュなどが含まれます。
  4. キュキュット:食器用洗剤。油汚れに強く、手肌にも優しい製品です。
  5. サクセス:男性用ヘアケア製品。育毛トニックやシャンプーなどが含まれます。
  6. メリーズ:ベビー用紙おむつ。赤ちゃんの肌に優しく、吸収力に優れています。

花王は、消費者のニーズに応え、品質と革新を追求することで、国内外で高い評価を得ています。また、環境への配慮や社会的責任を重視した経営方針も特徴です。

②三菱商事

事業内容

三菱商事株式会社は、総合商社として世界中で幅広い事業を展開している日本の大手企業です。1954年に設立され、三菱グループの中核企業として、エネルギー、金属、機械、化学品、食品、金融、インフラなど多岐にわたる事業を手がけています。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. エネルギー:石油、天然ガス、LNG(液化天然ガス)などの資源開発および取引。
  2. 金属:鉄鉱石、非鉄金属、金属製品の製造、流通、取引。
  3. 機械:自動車、航空機、産業機械などの輸出入および販売。
  4. 化学品:基礎化学品、機能化学品、合成樹脂、化学製品の取引。
  5. 食品:農産物、水産物、食料加工品の生産、流通、販売。
  6. 金融:リース、保険、投資、資産管理などの金融サービス。
  7. インフラ:電力、交通、通信、環境インフラの開発および運営。

代表的な製品

三菱商事は多様な事業を展開しているため、具体的な製品というよりは、取り扱っている主なサービスやプロジェクトが代表的なものとなります。以下にいくつかの代表的な事例を挙げます:

  1. LNGプロジェクト:世界中での液化天然ガス(LNG)の開発、生産、販売を行っており、特にオーストラリア、カタール、アメリカなどで大規模なプロジェクトに参画しています。
  2. 金属資源の取引:鉄鉱石や銅、アルミニウムなどの取引に強みを持ち、特にオーストラリアや南米での鉱山開発に積極的です。
  3. 自動車産業:自動車の輸出入および販売を手がけ、世界各地で販売ネットワークを構築しています。特にアジア地域での存在感が強いです。
  4. 食品流通:農産物や水産物の生産から流通、販売までを一貫して行い、国内外の食品市場で重要な役割を果たしています。
  5. インフラ開発:電力発電所や交通インフラの建設・運営に携わり、特に新興国でのインフラ整備に注力しています。

三菱商事は、グローバルな視点で多様な事業を展開し、世界中の市場に対応することで持続的な成長を目指しています。また、環境保護や社会貢献活動にも力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献することを使命としています。

③ UBE

事業内容

UBE株式会社(旧:宇部興産)は、1897年に創業された日本の総合化学メーカーで、化学品、建材、エネルギーなどの多岐にわたる事業を展開しています。UBEの事業は主に以下のセグメントに分かれています:

  1. 化学品事業:ナイロン、合成ゴム、化学肥料、工業薬品などの製造・販売。特に、エンジニアリングプラスチックや機能性化学品に強みを持っています。
  2. 建材事業:セメント、コンクリート、石膏ボードなどの製造・販売。国内外の建設市場に製品を供給しています。
  3. 機械事業:産業機械、金型、発電設備などの製造・販売。特に、射出成形機やダイカストマシンが代表的な製品です。
  4. エネルギー事業:石炭や電力の供給を行い、発電所の運営も手がけています。また、再生可能エネルギーの導入にも取り組んでいます。

代表的な製品

UBEは幅広い製品ラインナップを持っており、以下に代表的な製品を紹介します:

  1. UBE NYLON:自動車部品、電気・電子部品、家庭用品などに使用されるエンジニアリングプラスチック。耐熱性、耐薬品性、機械的強度に優れています。
  2. バルクケミカルズ:メタノール、アンモニア、合成ガスなどの工業薬品。これらは、化学工業の基礎原料として重要な役割を果たします。
  3. セメント:高品質なセメントを製造し、国内外の建設プロジェクトに供給。特にインフラ整備や大型建設プロジェクトで使用されています。
  4. エコマテリアル:リサイクル素材や環境配慮型素材。例えば、リサイクルプラスチックや低炭素コンクリートなどが含まれます。
  5. 産業機械:射出成形機、ダイカストマシン、鍛造プレス機など。自動車、家電、医療機器の製造に利用されています。
  6. エネルギー関連製品:石炭、電力、再生可能エネルギー。特に、石炭火力発電所の運営や再生可能エネルギーの推進に力を入れています。

UBEは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、環境に配慮した製品開発やエネルギー効率の向上に積極的に取り組んでいます。また、グローバルな市場展開を進めることで、世界中の顧客に高品質な製品とサービスを提供しています。

④ 三菱HCキャピタル

事業内容

三菱HCキャピタル株式会社は、リースやファイナンス、投資業務を中心に事業を展開する日本の総合金融サービス会社です。三菱UFJリースと日立キャピタルの経営統合により、2021年に設立されました。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. リース・ファイナンス事業:設備投資、動産、不動産リース、オートリース、航空機や船舶のリースなど。
  2. 融資・クレジット事業:事業融資、プロジェクトファイナンス、住宅ローンなどの提供。
  3. 投資事業:プライベートエクイティ、不動産投資、ベンチャーキャピタルなど。
  4. サービス事業:資産管理、コンサルティング、保険代理業などの各種サービス。

代表的なサービス

三菱HCキャピタルは、多岐にわたる金融サービスを提供しています。以下に代表的なサービスを紹介します:

  1. オートリース:法人向けおよび個人向けの自動車リースサービス。車両管理やメンテナンスサービスも提供。
  2. 航空機リース:国内外の航空会社向けに航空機のリースを提供。航空機ファイナンスの分野でも強みを持っています。
  3. 不動産リース:商業施設、オフィスビル、工場などの不動産リース。再開発プロジェクトへの参画も行っています。
  4. 設備投資リース:企業の設備投資ニーズに応じた各種リースサービス。工場設備やIT機器などが対象。
  5. プロジェクトファイナンス:再生可能エネルギーやインフラプロジェクトへの資金提供。特に太陽光発電や風力発電プロジェクトに注力。
  6. ベンチャーキャピタル:成長企業やスタートアップへの投資支援。新興企業の成長をサポート。

三菱HCキャピタルは、広範な金融サービスを通じて企業の成長と発展を支援しています。また、持続可能な社会の実現に向けて、環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した事業活動を推進しています。

⑤ 武田薬品工業

事業内容

武田薬品工業株式会社は、日本最大級の製薬会社であり、1781年に創業されました。グローバルなヘルスケア企業として、医薬品の研究・開発・製造・販売を行っています。主な事業領域は以下の通りです:

  1. オンコロジー(癌):がん治療薬の研究・開発・販売。
  2. 消化器系疾患:消化器系の治療薬やサプリメントの提供。
  3. 希少疾患:希少疾患の治療薬の開発。
  4. 免疫系疾患:免疫疾患の治療薬の研究・開発。
  5. 中枢神経系疾患:中枢神経系の治療薬の提供。
  6. ワクチン:各種ワクチンの研究・開発・販売。

代表的な製品

武田薬品工業は多くの画期的な医薬品を提供しています。以下に代表的な製品を紹介します:

  1. ENTYVIO(エンタイビオ):潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療薬。
  2. NINLARO(ニンラロ):多発性骨髄腫の治療薬。
  3. ALUNBRIG(アルンブリグ):非小細胞肺がんの治療薬。
  4. VYVANSE(ビバンセ):注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬。
  5. TAKHZYRO(タクジロ):遺伝性血管性浮腫の治療薬。

武田薬品工業は、患者中心のアプローチを重視し、革新的な治療法の提供を目指しています。また、グローバルな規模で事業を展開し、世界中の人々の健康と福祉に貢献しています。

⑥ 東ソー

事業内容

東ソー株式会社は、石油化学製品や機能材料、電子材料、精密化学品などを製造・販売する日本の総合化学メーカーです。1935年に設立され、世界中に製品を供給しています。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. 石油化学事業:エチレン、プロピレン、ベンゼンなどの石油化学製品の製造・販売。
  2. 機能材料事業:ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン製品などの機能性材料の提供。
  3. 電子材料事業:半導体用材料、液晶材料、プリント配線板用材料などの電子材料の製造・販売。
  4. 精密化学品事業:医薬中間体、農薬中間体、染料、顔料などの精密化学品の提供。

代表的な製品

東ソーは多岐にわたる製品ラインナップを持っています。以下に代表的な製品を紹介します:

  1. エチレン:プラスチックや合成ゴムの原料として広く利用される基礎化学品。
  2. ポリカーボネート樹脂:耐衝撃性、透明性に優れ、自動車部品や家電製品に使用される樹脂。
  3. エポキシ樹脂:高強度・高耐熱性を持ち、電子基板や塗料に使用される樹脂。
  4. 液晶材料:液晶ディスプレイの製造に欠かせない材料で、テレビやスマートフォンなどに使用。
  5. 医薬中間体:医薬品の原料となる化合物で、製薬業界に供給される重要な素材。

東ソーは、持続可能な開発を目指し、環境に配慮した製品の開発や製造プロセスの最適化に努めています。また、グローバル市場での競争力を高めるために、技術革新と品質向上を追求しています。

⑦ 住友精化

事業内容

住友精化株式会社は、化学製品や工業薬品、機能材料の製造・販売を行う日本の総合化学メーカーです。住友グループの一員として、1913年に設立されました。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. 化学品事業:ポリウレタン、アクリル酸エステル、セルロース誘導体などの製造・販売。
  2. 工業薬品事業:硝酸、硫酸、アンモニア、化成品などの製造・販売。
  3. 機能材料事業:電子材料、医薬品添加剤、食品添加物などの提供。
  4. 環境関連事業:水処理薬品や環境保全技術の開発・提供。

代表的な製品

住友精化は、幅広い分野で使用される多様な製品を提供しています。以下に代表的な製品を紹介します:

  1. ポリウレタン:家具、寝具、自動車部品などに使用される弾力性のある素材。
  2. アクリル酸エステル:塗料、接着剤、コーティング剤に使用される化学品。
  3. セルロース誘導体:医薬品の錠剤や食品の増粘剤として使用される多機能材料。
  4. 硝酸:化肥の原料や爆薬の製造に使用される重要な化学品。
  5. 電子材料:半導体や液晶ディスプレイに使用される高機能材料。

住友精化は、技術革新と持続可能な開発に重点を置き、世界中の産業や生活に貢献しています。

⑧ 日本カーボン

事業内容

日本カーボン株式会社は、炭素素材を中心にエレクトロニクス、エネルギー、自動車、航空宇宙、医療などの幅広い分野に製品を提供しています。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. カーボングラファイト電極事業:電解処理用カーボングラファイト電極の製造・販売。
  2. カーボングラファイト素材事業:高純度カーボングラファイト素材の製造・販売。
  3. ファインカーボン事業:ナノカーボンチューブなどのファインカーボン製品の製造・販売。
  4. エンジニアリング事業:炭素素材を用いた製品の設計・製造・販売。

代表的な製品

日本カーボンは、先端技術を駆使してさまざまな製品を提供しています。以下に代表的な製品を紹介します:

  1. カーボングラファイト電極:アルミニウム電解処理や銅電解処理に使用される電極材料。
  2. カーボングラファイト素材:半導体製造や航空宇宙産業で使用される高性能素材。
  3. ナノカーボンチューブ:軽量かつ高強度の材料として電子デバイスや複合材料などに応用されています。

日本カーボンは、世界中の産業と技術革新に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に向けて、環境に配慮した製品の開発や製造プロセスの改善に取り組んでいます。

⑨ エクシオグループ

事業内容

エクシオグループは、日本を拠点とする総合エネルギー企業で、電力、ガス、再生可能エネルギー、エネルギーサービスなどの事業を展開しています。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. 電力事業:発電、送配電、小売電気事業を含む総合的な電力事業。
  2. ガス事業:都市ガス、LPガスなどのガス供給事業。
  3. 再生可能エネルギー事業:太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの開発・運営。
  4. エネルギーサービス事業:省エネ、エネルギーマネジメント、電気設備の保守・点検などのサービス。

代表的なサービス

エクシオグループは、エネルギーの安定供給と環境への配慮を重視した事業展開を行っています。以下に代表的なサービスを紹介します:

  1. 太陽光発電事業:太陽光パネルの設置・運用による再生可能エネルギーの供給。
  2. エネルギーマネジメントサービス:エネルギー消費の最適化や省エネ策の提案などのサービス。
  3. 電気設備の保守・点検サービス:工場や施設の電気設備の定期点検やメンテナンス。
  4. 都市ガス供給:都市ガスの供給と関連するサービスの提供。

エクシオグループは、持続可能なエネルギー供給とエネルギー効率の向上に注力し、地球環境に配慮したビジネスモデルを展開しています。また、地域コミュニティとの連携や社会貢献活動を通じて、地域の持続可能な発展に貢献しています。

⑩ セブン&アイホールディングス

事業内容

セブン&アイホールディングス株式会社は、日本を代表する総合小売企業であり、コンビニエンスストア事業やスーパーマーケット事業、ファッション事業、ヘルス&ウェルネス事業などを展開しています。主な事業セグメントは以下の通りです:

  1. コンビニエンスストア事業:セブン‐イレブン、イトーヨーカ堂などを展開するコンビニエンスストアの運営。
  2. スーパーマーケット事業:セブン‐イレブンを含む各種小売店舗の運営。
  3. ファッション事業:セブンネットショッピングやイトーヨーカ堂などのファッション小売事業。
  4. ヘルス&ウェルネス事業:健康食品、医薬品、化粧品などの販売。

代表的な事業・ブランド

セブン&アイホールディングスは、幅広い分野で多彩なブランドを展開しています。以下に代表的な事業やブランドを紹介します:

  1. セブン‐イレブン:日本国内外で展開するコンビニエンスストアチェーン。
  2. イトーヨーカ堂:日本国内における総合スーパーマーケットチェーン。
  3. セブンネットショッピング:インターネットを通じて幅広い商品を提供するオンラインストア。
  4. 西友:主に都市部に展開するスーパーマーケットチェーン。

セブン&アイホールディングスは、地域に密着した小売店舗を通じて、顧客の利便性向上と暮らしの品質向上に貢献しています。また、社会貢献活動や環境保全活動など、企業の持続可能な成長を支えるさまざまな取り組みも行っています。

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